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よくあるQ&AよくあるQ&A

ボランティアのよくあるQ&A

ボランティアリーダーとしての悩み Q&A
グループ内にカップルができてしまい、周囲が多大な気を遣うという苦情が出てきています。
グループの中にカップルができてしまいしました。二人は幸福そうにしているのですが、周囲の人たちが多大な気を遣うという苦情が出てきています。二人を引き離すわけには行かないし、どうすればよいでしょうか。
 どうすれば良いかを考える前に、まず、この状況における問題点を明らかにする事から始める必要があると思います。

 つまり、同じ現場で真剣に活動しているのですから、グループ内にカップルができる事は、問題であるよりはむしろ、自然な成り行きであり、喜ばしい事のはずです。

 問題はカップルができた事ではなくて、周囲の仲間達が二人に多大な気を遣っている事や、気を遣う結果として、グループ内に生じるギクシャクとした雰囲気なのです。この辺りを取り違えると、せっかく幸せにしているカップルを引き裂くような方向へ進んでしまう可能性が出てきます。このような方向性は、グループとしても決して本意ではないと思います。

 そこでこの機会に、一人一人が「私ならどうするか」という立場に立って、グループ内で話し合ってみてはどうでしょうか。誰もグループ内に「恋愛関係を制限されるような雰囲気」など、求めていないはずですから、有意義な話し合いができると思います。話し合いの中で、他のメンバーはこの二人の気持ちを理解する事ができるかもしれないし、またこの二人もグループ内での振る舞い方についての気付きを得る事ができるかもしれませんん。

 とにかく、個人の自主性を大切にするはずのボランティアグループにあって、グループ内恋愛の禁止などという前例を作らないためにも、一度話し合いの機会を設けてみてはいかがでしょうか。

グループの中に小さな集団がいくつもできて、いがみ合っています。仲良くしたいのですが。
グルーブの中に小さな集団が、いくつもできてしまいました。この小集団が互いに切瑳琢磨してくれれば問題がないのですか、対立していがみ合っているのか現状です。どうすれば、仲良く楽しいボランティア活動にしていけるのでしょうか。
 まず、なぜグループ内にいくつもの小集団ができてしまったのか原因を探ってみる必要があると思います。たとえば、活動の報告事項がきちんと連絡されず行き違いが重なったことはなかったか、グループの活動指針にかかわるような大事なミーティングを一部のメンバーで強引に進めてしまったことがなかったかなど、グループ内で不協和音を引き起こすような出来事はなかったでしょうか。

 こういったことからメンバー同士に不信感がつのり、いがみ合いが生れるといったことはよくあることなのです。活動内容の方向性や方法をメンバー全員が話し合いながら進めていくことは、確かに大変な労力のいる作業です。しかし、こういったことの積み重ねの中でこそ、各メンバーの本音を垣間見ることができるのです。

 そして、そこで出た少数派の意見も尊重し、さらにグループ全体として討議していく、この丁寧な繰り返しがグループの目標、間題意識を育て、メンバーの信頼関係を深めていくことにつながるのではないでしようか。

 リーダーは常に、自分たちのグループは何を目的としているのか、また、ボランティアとは何なのかということを意識しておかなければならないと思います。そして、折をみてグループ内で討議する機会をもつようにします。討議が発展すれば、それを掘り下げて話し合うことによって自然とメンバーの意識の共有化ができるのではないでしょうか。ボランティアグループも人間と人間の集まりなのですから、性格的に合う合わないも確かにあるでしょう。

 しかし、グループ自体の指針にかかわることや目標や意識などの面でメンバー間にある程度の方向性を見出さなければ、それこそグループで活動する意昧がなくなってくると思います。この機会に、もう一度原点に立ち返り、自分たちは何のためにボランティア活動をしているのかという議論をしてみてはいかがでしょうか。そして、自分たちがグループで活動する意味を確かめ合うことをとおして、自分たちのグループを見つめ直してみることから始めてみてください。そのような話し合いの一つひとつが、信頼関係に満ちた仲の良いグループをつくり出していく基礎となるのです。


10年間にもわたってリーダーを続けてきましたが、結成時と顔ぶれが変わっていません。
グループが結成されて以来、10年間にわたりリーダーを続けてきました。当初は若かったメンバー達も、高齢化してまいりました。新しいメンバーを入れようとする努力をしてきたつもりですが、結成時と顔ぶれは変わっていません。どのようにすれば、新しいメンバーが入ってきてくれるのでしょうか。
 グループメンバーの高齢化という話は、よく聞く話題の一つです。この問題を生み出す原因としては、質問の内容にも出てくるように、新しいメンバーが入ってこない(きにくい)という事があげられるのではないでしょうか。まず、新しいメンバーが入ってこないという問題に関しては、グループ自体に魅力を持たせる事が必要ではないかと思います。グループの魅力というものは、次のような要素ではないでしょうか。

グループリーダーが魅力を持ち、それに引き寄せられるようにグループの一員となりたいと思う。 
グループを構成しているメンバーが魅力的であり、自分も一員となりたいと思う。 
日頃、グループが手がけている活動が魅力的であり、そのような活動に自分も参加してみたいと思う。 
ボランティア活動の現場が魅力的であったり、活動先の人たちに魅力を感じて参加してみたいと思う。 
 このような魅力的要素のいくつかをもっているグループには、新しいメンバーが次々に参加してくれます。

 また、これらの魅力が失われてきているグループは、存続の危機にあるといえるかもしれません。もう一ついえることは、高年齢者と若年齢者の間に、どちらの立場も理解することのできる中間年齢者が存在する必要があるということです。

 次に、新しいメンバーが入って来にくいという問題に関してですが、無意識のうちにグループ自体が”仲良し会”のような集まりと化してしまっている場合がよくあります。ボランティア活動の本意からすれば、仲良し会でも間題はないのですが、新しいメンバーを求める場合には、仲良しの関係が他の人に近寄り難い雰囲気を与えることもあるようです。

 また、入会の動機が不純であるとか、あの人に続けられるわけがないといった判断が暗黙のうちにできてしまっていると、グループ自体の入口が狭くなってしまいます。活動を開始した後のことを危倶するのではなく、まずは受け入れてみることも時には必要なのではないでしょうか。「彼女をつくるため」という不純な動機で活動を始めた人が、とても良い働きをしている例もあるのです。

 言い方は少し悪いかもしれませんが、グループ運営の鉄則は、「入口は広く、出口は狭く」にあると思います。くれぐれも「入口は狭く、出口は広く」とならないように心掛けたいものです。

リーダーという名前だけで、苦しい仕事や厄介な仕事をすべてまわされているように思います。
リーターという名前だけで、苦しい仕事や厄介な仕事をすべてまわされているような気かします。みんなとお茶を飲みにいくときでも、リーダーになってから多くのお金を出さなければならなくなりました。リーダーというと”格好よく”見られがちですが、実は嫌な役割なのですね。
 リーダーという名前だけで苦しい仕事や厄介な仕事をすべてまわされるのは、たいへんなことであり、リーダーを続けていこうとする意欲にも支障となるかもしれません。しかしながら、楽しい仕事や容易な仕事は誰もが手掛けることができ、何もいわなくても進んでいくものです。

 誰もが手掛けたくない仕事は、リーダーが先頭に立って展開していかなければ進んでいかないのは事実です。リーダーという名前の”恰好よさ”に比べて、実際は多くのリスクを負うことも確かなようです。リスクを負わなければならないこともありますが、すべてのリスクを容認する必要はないのです。

 「他者よりも多くのお金を出さなければならない」とか「いつも嫌な役割をもたされる」というような、自分には納得がいかないことに関しては、グループのメンバーと話し合う中で改善していかなければなりません。リーダーは、メンバーの悩みや苦しみを聞くことによってグループを上手に運営していくのですが、自分の間題も一人のメンバーの間題として取り上げていくことが必要なのです。リーダー自身の頑張りが必要なのは当然かもしれませんが、無理を続けることにより、グループ自体の存続が危ぶまれたのでは、本末転倒ということになってしまいます。

 リーダーも無理することなく、グループメンバーの自主性を重んじながら、円滑なグループ運営を心掛けていってください。


グループのまとまりが無くなってきたように思えてなりません。
グループの仲間から「リーダーになってくれ」と頼まれて、いやいやながら続けてきました。リーダーになって1年になりますが、グループのまとまりが無くなってきたように思えてなりません。リーダーになり、グループをぐいぐい引っ張っていくような器を、自分は持ちあわせていないような気がします。次のリーダーを引き受けてくれる人もいないし、どうすれば良いのでしょうか。
 このように「次期リーダーの引き受け手がいない」という問題は、ボランティアグループに限らず、グループ活動ではよくある事です。

 その理由はいろいろと考えられますが、リーダーになることで仕事や責任が増えることが主なものでしょう。しかし、よく考えてみれば、面倒な仕事や責任だけが増えるのであれば誰もリーダーになどなりたがらないのは当然ではないでしょうか。

 「この人なら安心してついていける」という信頼感や「この人を中心にグループを盛り上げていこう」という周囲の協カに支えられて、はじめてリダーという役割がやり甲斐のあるものとなるのです。また、ボランティアグループ特有のむずかしさもあるでしょう。ボランティアグループの場合、スポーツチームなどのグループとは違って対象となる相手が存在することが多いのです。つまり、ボランティアグループのリーダーは、グループ内だけでなく、対象となる相手のことも考慮に入れながらグループを運営していかなければならないのです。

 もちろん、相手との関係についてすべての責任をリーダーが引き受けるというわけではないのですが、グループ運営のうえで、少なくとも”迷惑をかけるかもしれない存在”である相手がいることを忘れてはならないのです。つまり、ボランティアグループのリーダーには、そのようなことにも配慮できるような資質も求められてくるのです。

 ところで、ステップアップコーナーふれてあるようにリーダーには大きく分けて三つのタイプがあると思います。グループをまとめていくうえで、自分がどのタイプのリダーであるかを見極めることは、案外重要なことです。

 リーダーであるというだけで「自分がやらなくては」という責任感に燃え、まわりの人の意見を聴くことができなくなれば、かえって孤立してしまうのです。あなたが、引っ張っていくようなタイプのリーダーではなくても、あなたに合ったやり方があるはずです。

 あなたの気持ちも含めて、リーダーの役割や在り方について、グループ内で話し合ってみてはいかがでしょうか。話し合いの中で協力態勢が生まれ、あなたの新たなやり甲斐が見つかるかもしれないのです。リーダーになって一年というのは、最初の頃に比べると仕事などにも慣れてきて、いろいろなものが見えてくる時期でしょう。そして、自分自身の適性などについても悩む時期だと思います。

 しかし、あなたに何らかの魅力があったからこそリーダーに選ばれたのですから自信をもってください。そして、もしリーダーを辞めるのであっても、リーダーとしての苦労を理解しているあなたは、新しいリーダーの最高の相談相手になることができるでしょう。

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